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自然気胸の原因

自然気胸(一般的な原発性自然気胸)とは、その名の通り自然に肺に穴が空き、胸膜腔に空気が漏れて肺が萎んでしまう状態で、何の前触れも無くある日突然発症します。
自然気胸はほとんどの場合、肺の先端にできた気腫性嚢胞(ブラ)という肺の一部が膨らんだ袋が破れることで発症します。気腫性嚢胞(ブラ)とは肺の一部が弱くなって、呼吸した空気に押されて外側へ膨らんだものでこれが肺がつぶれる根源です。多くの人は胸痛をきっかけに喘息か何かではないかと思い、病院に行かれると思いますが、医師から「自然気胸」というはじめて聞く病名を告げられて戸惑うことでしょう。しかし、自然気胸はそれほど珍しい病気ではありません。
嚢胞(ブラ)ができる原因や破れる原因ははっきりとは判っていませんが、あえて考えられる原因をあげると、生まれつき肺の一部が薄い・大気汚染・喫煙・ストレス・猫背などがあげられます。

自然気胸になりやすい人

疫学的に自然気胸は、次のような人に多く発症することが分かっています。
若い男性(10代、20代、30代が多く、特に20代が一番多い)で、背が高い、痩せ型、胸板の薄い、喫煙者などがあげられます。
男性に比べて女性の発症は少なく、男女比7:1とも10:1とも言われています。女性の自然気胸もやはり男性同様に背が高く痩せた人に多く見られるようです。

自然気胸と飛行機やスキューバダイビングとの関係

飛行機やスキューバダイビングによる気圧の変化が原因で肺気胸になるかどうかは、はっきりとした因果関係が分かっていないようです。理論上は気圧が下がれば気胸が発生しやすくなりますが、飛行機やスキューバダイビングが原因で気胸になった例は少ないようです。ただし、長時間のフライトや水深の深い場所でのスキューバダイビングには念のため気をつけていたほうが良いと思います。

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